メインサイトの方では記載していましたが、マウスコンピューターのDAIV Z6I7G60SR-AのSSDを交換しました。
それと色々と書いていたトラックボールを購入しました。
注意事項当然ですが全ての作業は自己責任になります
古い人間にとってはごく当たり前の話なんですが、今の世の中はなかなかそうでもなかったりするようなので、一応注意書きを。
ノートパソコンを開腹してSSDを交換していますが、万が一、この記事を見て作業を行い、何かしらのトラブルが発生したとしても当方では責任を負うことができません。また、作業中にマザーボードを故障させたり、誤ってディスクを初期化してしまったりした場合、保証期間内でもメーカー保証が受けられない場合や対応してもらえない可能性もありますのでご注意ください。
Logicool ERGO M575 ワイヤレストラックボール
ZUIKIのマウストラックボールも考えましたが、ロジクールのM575にしました。
XM6でmfgedを使ってみたけど、流石にもうアレでドット絵とかを描くことは無いなと思ったので、使い勝手を優先しました。
中型マウスよりは大きいけど、思ったよりはコンパクトなパッケージですね。
しかし、久しぶりに買うロジクール製品だったので取り出してみてちょっとびっくり。
今までの過剰梱包は何だったのかと言いたくなる簡易パッケージでした。
プチプチに巻かれたのが出てくると思ってたらこれが出てきたときの予想外の衝撃よな・・・
この写真だけを見るとフリマサイトで買ったと言っても疑われないかもしれないw
ただ厚紙で巻いているだけではなくて、この梱包材の内側には簡単な図での説明っぽいのが書いてありました。
レシーバーはお馴染みの感じで本体の電池ボックス部分に収納されていて、電池もセット済みですが、よくあるシートを引き抜いて通電という感じでした。
Windows11機にレシーバーを差すとそのまま認識したんですが、なんかロジクールのツールを落とせと出てきたので落としておきました。速度設定とか出来るようなので、必要であれば落としておくと自分仕様にできていいかもしれません。
底面には電源スイッチとペアリング&無線/Bluetoothの切り替えボタンがあります。
このボタンを押すことで、二台のPCを切り替えて使うことができるので、無線でWindows、BluetoothでMacBook Proとペアリングしたのでどちらでも使えるようになりました。
マイクロソフトのトラックボールOPTICALよりもボタン側に角度が付いていますが、長時間使うならこちらの方が楽だなと感じました。
実際に使ってみた感じは、結構手に馴染んで使いやすいトラックボールですね。
流石にこれ以上の角度で握手状態のような握り方になってくると、普通の角度ではない角度で使う事になるので、手首とかに負担がかかるんじゃないかなぁと思います。
WesternDigital WD BLACK SN850X 1TB & 玄人志向 M.2 SSDケース
内臓のSSDはマウスコンピューターのDAIVを購入する時のBTOにも採用されているWD BLACKのSN850Xにしました。
そこまでの速度が必要かは分かりませんが、折角買うならハイスぺにしたいなと。
ケースに関しては特になんでも良かったんですが、本体自体がヒートシンクになるのでいいんじゃないかと思って選びました。
ケースの方の内容物はこんな感じ。
あと、写真に写し忘れてますが、T5のトルクスレンチがセットになっています。
このケース、上でも書いてるようにトルクスドライバーがセットになっているという事から分かるように、本体カバーもSSDを固定するネジもT5のトルクスネジになっています。
頻繁に中身を交換したりする方であれば、通常のプラスネジに変えた方が出先での不測の事態に対応できていいかもしれません。
まぁ今回はSSDをクローニングするために使うだけなので、ネジは正直なんでも良かったりするんですけどね。
因みに、本体にSSDが2つ刺さるのにケースが必要なのか?と思われるかもしれませんが、必要なんです。
バックアップの段階で理由が分かりますが、面倒くさい事をごちゃごちゃしなくて済むので、もし同じようにSSDの感想を行われる予定の方には外付けケースの使用を推奨しておきます。
中身はこんな感じ。
SSDを刺したら、真鍮の太鼓みたいなSSD固定パーツをSSDのUになった部分にはめます。
で、基板側の裏からネジでSSDを固定すれば、SSDの取り付け自体は完了します。
後はケースに入れて蓋を閉めるだけですが、ケースに入れるときは付属の熱伝導シートをSSD側に貼り付けます。
これでケースと伝導シートが引っ付くので、本体がヒートシンクになります。
ネジが特殊な事を除けば、値段が安いのに意外としっかりしたケースだなと思いました。
一つだけ注意点があるとすれば、一度組み上げた時に付属の熱伝導シートが地味に蓋にシッカリとくっついていて、基盤を取り出す時にちょっと苦労したので、頻繁に組み換えとかをするのであれば、低粘着の熱伝導シートを別に用意される方がいいかと思います。
Acronis True Image WD EditionでSSDをコピーする
Acronis True Image WD EditionというツールがWesternDigitalのサイトからダウンロードができます。
このツールは、WesternDigitalのSSDやHDDであれば、ディスクのクローンができる無料のツールになります。
昔は結構、無償のツールでもディスククローンが出来るものがありましたが、最近は数が減ってきてるのでこちらを使用しました。
他のメーカーでも同じツールがあったりしますが、ダウンロードには各社の製品情報が必要であったり、そのメーカーのでぃすくがないとクローンできないので注意が必要です。
ダウンロード→インストール→起動すると画面が表示されますが、コピーするのが今回のように新規ディスクだと最初はクローンができませんでした。
とりあえず、見えていないとダメなようなので、このツール内にある「新しいディスクの追加」でDドライブにWD BLACKを割り当てました。
その後、ディスククローンを行うと、ソースとターゲットディスクが自動的に正しく選ばれていました。
ディスクトップなどで何台もディスクがある場合にはソースとターゲットを選ぶ必要があるので、間違えないように選択してください。
大事なものがあるのを間違えてターゲットにすると地獄なので・・・(´・ω・`)
自動設定を選んで実行を押すとあとは放っておくだけ。
ダウンロードしたものを合わせても150GBくらいだったので、8分ほどでクローンが終わりました。
クローン作業が終わったらSSDの換装作業に入るため、PCをシャットダウンします。
SSDを換装する時の手順
クローンが終わったらSSDの換装を行います。
流れとしては以下の通りです。
- 外付けケースからクローンしたSSDを取り出す
- DAIV Z6-I7G60SR-Aの底カバーを開けて、元のSSDを取り外す
- クローンしたSSDをDAIV Z6に取り付け
- 底カバーをつけて、交換したSSDでのWindowsの起動を確認する
初回は少し起動が遅いかもしれません。
ただ、一度起動してしまえば、次からは普通に動くようになるので、最初は起動するまで待つ必要があります。
そこから再起動して動作確認をし、問題がなければ次の段階に進みます。
外付けケースを持ってないと発生する面倒臭い事
今回、外付けケースを使ってクローンを作ったわけですが、本体内には2つのM.2スロットがあるので、本体のみでもSSDのクローンは出来ます。
ただ、その場合に発生するであろう面倒臭い事というのは、クローンした新しいSSDではなく、元々入っていた古いSSDから起動してくる事。
そうなるとSSDを交換した意味もないし、なんなら古いSSDの初期化も出来ないパターンもあるので、分かってないとハマります。
PCのBIOSから起動ディスクの設定変更をすれば大丈夫だとは思いますが、M/BによってBIOS画面やUEFIの入り方とか操作が違って面倒臭かったりするので、それならクローン→SSD差し替え→元のSSDを外付けにして初期化→組み込み ってやる方が逆の意味で手っ取り早かったりします。
元のSSDをデータ用として使用する
元のSSDをそのまま予備として保管しておくのであれば問題ありませんが、もしデータ用として活用するのであれば、初期化をする必要があります。
元のSSDを外付けケースに入れて、新しいSSDからWindowsが起動した後にUSB接続すれば、Dドライブとして認識します。
あとはDドライブをフォーマットすればOK。
その後、本体に内蔵すれば作業は完了という手筈になります。
※BitLockerでロックされている場合、メーカー製の場合は初期設定時に設定したMicrosoftアカウントに自動的に保存されているそうです。記憶にないけどロックが掛かっている方はMicrosoftアカウントを一度確認してみるといいかもしれません。
ちなみに私は面倒臭かったのでDiskpartで元ディスクの全てのパーテーションを開放して全てまっさらにしてしまったのでMicrosoftアカウントに入ってるのかどうかはわかりません(´・ω・`)
換装ついでにSSDのヒートシンクを貼ってみた
最終的に本体内の2スロット両方にSSDを刺した形になりましたが、意外と発熱するなというのもあるので、効果があるのかどうなのかわからないけどSSD用のヒートシンクを物のついでに買ってみました。
本体を開けて定規で測ってみた限りでは3mmくらいまでは余裕があってはいると思っていたんですが、1.5mmくらいのヒートシンクがあまりなかったので、1mm厚の銅板が2セットになっているものを購入しました。
1mmと0.5mm厚の熱伝導シートが2枚ずつ、クリーニングワイプ、固定用のシリコンリングと耐高温テープが6つずつセットになっています。
1mmはぺらっぺらな感じがするし、これで熱が下がるのか疑問に感じるところはあるにはあったんですが、これで正解。
実際に付けてみたら1mm厚のヒートシンクしか無理だなと思いました。
下に貼っている熱伝導シートは0.5mmなので、実質1.5mmでカツカツです。
余裕があればシリコンのゴムバンドで固定するのもいいんでしょうけど、本当にカツカツだったので耐高温テープで固定しました。
銅板の厚さとか電導シートの厚さとかに誤差がある可能性も否めないですし、1.5mmとかのヒートシンクだと底カバーにぶち当たる可能性が高そうなので、もしDAIV Z6でSSD用のヒートシンクを考えている方はご注意ください。
空きスロットになっていた方のM.2スロットには、元々入っていたマイクロンの2400(初期化済み)を取り付けました。
ということで、全部の作業完了後の本体内の様子がこちら。
メモリーに関しては全然32GBで問題ない感じなので、本当に困ってからでいいかなと。
しかし、ヒートシンクがすげぇ異色な感じですね。
まぁ念の為の保険的な感じなので構わないんですけどね。
簡単に動作チェック
ヒートシンクをつける前、クローン直後の起動時にCrystalDiskMarkとCrystalDiskInfoで取ってみたスコアです。
PC購入後の最初チェックが起動したなりの素のチェックだったので同様に。
ただ、ネットを繋いでなくてなんか色々とサインインしろとかしつこいくらいにポップアップしてきてたので、その辺りが邪魔になってそうな気がしなくもないですが、元のSSDよりは断然速いですね。
ただ、温度はこのテストのSEQ1M Q1T1のライト時に64℃くらいまで行ってました。
元のやつだと60℃を超えることはなかったのでやっぱり発熱が大きいんですかね?
因みに全く何もしていない時の温度は42℃くらいでした。
ヒートシンクをつけてSSDを2枚挿にした直後の温度。
何をしているわけではないのにDの温度が56℃くらいまで上がりました。
逆に最初の時は温度が42℃くらいだったCドライブのWD BLACK SN850Xが36℃になってました。
ヒートシンクの効果があったんだろうか・・・
しかし、なんかインデックスでも作ってるのか、2枚目の方の排熱が悪いのか、Dドライブの方はかなり動作してる時と同じくらいの温度なんですよね。
平時は30℃くらいだったので、若干不安になったりして(´・ω・`)
で、結局はしばらく放置してから再起動したら、両方とも落ち着きました。
Cの方が32℃、Dの方が34℃という感じ。
Dの方が若干高い気もするけど、そんなもんかもしれません。
そんなこんなで、Cドライブの他にごっそりと空きのあるDドライブができました。
これでなんやかんやと作業をする時にごちゃごちゃする比率が減るので、地味に嬉しかったりします。
まとめ
適当なものを放り込んでおけるドライブもできたし、トラックボールもゲットしたしで結果的には良かったんじゃないでしょうか。
ヒートシンクに関してはそんなにガリガリアクセスする事もないだろうけど、安いものだし念のためって感じで。
まぁクリエーター向けPCだと、こんな風にあれこれやりくりする以前にBTOで仕上げちゃってる人の方が多いのかもしれませんけどね(;´Д`A